型紙
3601-3610
マフラーの改造音に消されるな鳴くコオロギよ小市民の声よ
肌に刺す涼風入り立ち上がり窓閉じた後再び眠る
曇天に吹き込む湿った秋風に喉奥が痛み壁に黴はえ
寒気すら八月の地にもたらされるひとときの雨の力の大きさ
体だけでも休めておこうと横たえる入眠・覚醒共に悪い我が身を
憂鬱な気分がした日は胸中で我が身を水に浮かべるがよし
頑迷な男を内心で許すため頑固じじいの名を心中で付け
「師」の作は到底読めず「弟」の作が心にしみる…師を抜く弟の作
説明の責任果たさず世を去った瀬島龍三恥を知らぬか
帝国軍参謀処刑もされず生きる。これは「天寿」といえぬ。生きすぎ
3611-3620
蹂躙の戦争作戦立案し蹂躙された者よりも生き
彼の者を中興の祖と讃えたる商社の心根怪し汚し
日本を枉げた男が一人去りややましな国になるかと期待し
自衛隊を侵略隊に変えようとしているときに参謀が去る
右翼・詐欺・ヤクザと続くグラデーションの何処に位置する日本の首相
時計をば大規模逆転するのでは壊れて然り。気づかぬか首相
最早我が国には要らぬ自民党。それより有害な靖国の臣
日本にはタリバンはなく靖国派と創価の合従連衡があり
カメラ目線に狂人の目を感じさせ幼い子供をまた怯えさせ
「難民」の言葉狩りでは埒あかぬ「難民」作る者をは糺せ
3621-3630
金持ちにどんどん金をやる国の金に汚い金まみれ大臣
東海の小舟に金塊乗せて運ぶ金持ちを乗せ庶民を捨てて
窓口で治療費とる国今はなくわずかに日米+αだけに
生活保護断った罪にて牢屋には入らぬという…各地の公務員
事務的なミスと称するその額で何人の人生きていけるか
不支給は命に障ることだとは思いもせぬか上下の役人
新東京国際空港なんかじゃないあれは田舎の成田空港
水車から電力買わない東電にエントロピーの言葉はむなし
雨音に断たれる曲の余韻良し頭の中のこだまなお良し
雨音に普請の悪さ察したる口には出さず首だけ傾ぐ
3631-3640
寝ころんで天井見つめ目をつぶる図中に響く「涙そうそう」のうた
車中にて急に辞世の運転士…後を動かす運転士の心
人身事故があるということは困民が多数いるということ
君の服いったい誰が作ったか?絶対一人じゃ生きていけない
この青はいつになったら赤になる九月のトマトの枝についた実
朝顔の花にたまった露程もない通帳にふとため息をつき
空がまだ黒から灰になる前に目が覚めごちるあきらめの声
旧級友の死した理由を尋ねおり返らぬ返事に理由おもほゆ
「一人でも多くの人を幸せに」の心を欠くやしろの政治家
民を臣と変えたいがため粘りおるを雌伏とは言わず潜伏という
3641-3650
世界中迷惑をする派兵には命をかける迷惑な首相
国民の不信を買った後釜を国民審判なしで談合
国民のノーを病気にすり替えてオーストラリアの首相もあきれて
国民の富を減らしたプチバブルはじけて株安まあ当たり前
「改革」という名で国民いじめをば高く宣言総裁候補
まじめさが日本を進めてきたという。まじめな人をいじめる社と国
良心の保守なら今は党を割り靖国滅ぼし清貧であれ
憲法は民が支配に押し付けた無二の宝ぞそう心得よ
大量の仕事を請け負いわくわくし為せぬ事態の不安も予感し
難文を読もうと思い横になり眠ってしまいより難文になり
3651-3660
立ち上がる気力すらなき週末は休めて喜び動けず悲しみ
空腹の時にはやはり腹が立つ。いじめられればなお角も立つ
人付き合いなさいとのたまう人を見て付き合い避ける人がまた増え
脳中にヒステリシスが生まれ出す打たれては逃げ打たれては逃げ
頭痛とは無縁な人がうらやましこのぎしぎしとむかむかの責め
ストレスを避けて生きよという医者が漏らす不満が過労死の不安
貧民にしおれていてよい暇はない…心と連帯、仲間と信頼
満月が雲の黒みに失せていくだがそこにあるなおそこにある
トヨタなぞつぶれてくれてもかまわない庶民と同じ税金をとれ
消費税負担をしない大企業丸儲けする消費税年金
3661-3670
法人税外形標準課税化で年金医療介護を賄え
日本企業大ずるしている雇用環境普通に戻せ人向けにせよ
企業からの献金なくせば青空の青さと同じ透き通る国
この国の冷たい政治と経済は年間通じて神無月生む
自民党もいや民主党すら要りはしない税上げ金取り命とる党は
国民をいじめる方針堅持する「改革維持」との名前冠して
低金利融資のDMまた一通…ネットで調べりゃやっぱりワルモノ
遠征に旅費がかかるというわけで部活をやれない子供またぐれ
何事も「ならぬ」というはないのだと言い聞かせながら一朝を生く
心の手心の足を伸ばしながら心の羽根を伸ばせたらいい
3671-3680
古書市の知らせを受けて胸躍るあの書はあるかこの文はあるかと
書(ふみ)の市待つ数日の心持ち…市当日の雑踏に似る
ブルーシートかけてののしる人がいる。青空古書市の日に降る雨
英語読む速度がわずかに速くなり喜んでいる単純な自分
英文を読み解く人になりたいと学びもせずに語る若者
芽の数が朝の数より多くなり微笑む10月下旬の夕暮れ
年近き友の目前で屈伸を見せびらかして喜ばれ照れ
靖国のお友達等が破綻した後を引き継ぎ謝罪すらなし
右回り六時の方向向いた者その後継いで五時半向く者
失言の大臣切れぬ性格をA氏の代から受け継ぐF氏
3681-3690
失言と思わずいったことが皆暴言になる自・民の旧態
死刑をば自動化するというのなら失言辞職も自動化されたし
大勢の死人を防ぐ手を知って内緒にできる感性の法相
貧民に裁判等は要りはしないと弁護士増やさぬ法相がいう
紫と青紫の違い故混ぜてもわからぬ自・民の議員等
贔屓先+たにまち=軍事商社。子飼いにしている高級官僚
子の留学賄賂で賄うことができ潤う役人腐る国民
派遣には倍勘定と思いきや半勘定とは恐ろしきこと
どうであれ未来に進む現実を旧型紙で切る改憲派
消費税上げよとほざく政治家の姿にかっとする者多し
3691-3700
大企業えこひいきする政治家の口から出てくる消費増税
なぜ請求せねばならぬか。年金はそもそも庶民の懐の金
年金を失い苦しむ国民と奪って無罪の市町村職員
原爆を美化する男が長につき裏金を取る新省の旧態
三菱と美酒を交わした一晩が今国会で糺さる大臣
太平洋隔てた国を裏庭にしようとしている大国がある
断定の好きな男の発言に今はその世じゃないと嘆息
このままじゃ北朝鮮は衰退と衰退中の党の総裁
よろよろと歩む翁の吐き捨てる呟きいずこに向かうのか萎むのか
介護車に駐禁を課す警察に老親あるかと問いかけてみたし
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