« 十本の指 | トップページ | 妖怪とピアノ »

指からこぼれる砂粒の塊

砂粒に虐げられてる者を見る明治の浜の一握の歌人

きみの目は夕焼け雲に向けられて無意識のうちにファインダになる

痛む腰血の気が逃げる脳みそで明日の生活どうやってたたせるか

真夜中に火災を告げる電話受け付け火かと思う自分を罵る

車内にてゲーム機励む者を見て憤慨しつつケイタイを打つ

電線の雀の子が散る秋の道に烏の声きき刈田を眺める

いくらでもくれるというならもらうけどそれについてるヒモ税はいらない

ああきっともうじき雪が落ちてくる…家のないオレにはむなしさになる

靴下のアナもあんまり気にならない…貧しさはやはり感性に響く

古書市がやっぱり僕を呼んでいるワゴンの中に本を並べて

|

« 十本の指 | トップページ | 妖怪とピアノ »

文化・芸術」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/142236/43123564

この記事へのトラックバック一覧です: 指からこぼれる砂粒の塊:

« 十本の指 | トップページ | 妖怪とピアノ »